2012年07月31日

任意後見の事例


事例  任意後見監督人選任事例

事案の概要

1. 本人 男性(75歳),脳梗塞による認知症の症状,長女家族と同居
2. 任意後見人 長女(44歳),主婦
3. 申立ての動機 不動産管理
4. 任意後見監督人 弁護士
5. 概要

 本人は,長年にわたって自己の所有するアパートの管理をしていたが,平成12
年4月6日に長女との間で判断能力が低下した場合に備えて,任意後見契約を結ん
だ。

 その数箇月後,本人は脳梗塞で倒れ,左半身が麻痺するとともに,認知症の症
状が現れアパートを所有していることさえ忘れてしまったため,任意後見契約の相
手方である長女が任意後見監督人選任の審判の申立てをした。

 家庭裁判所の審理を経て,弁護士が任意後見監督人に選任された。
 その結果,長女が任意後見人として,アパート管理を含む本人の財産管理,身上
監護に関する事務を行い,これらの事務が適正に行われているかどうかを任意後見
監督人が定期的に監督するようになった。

(出典 成年後見関係事件の概況 最高裁判所事務総局家庭局 〜平成12年4月から平成13年3月〜 )

posted by 司法書士土地家屋調査士中村事務所 at 15:25| 成年後見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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